懐石料理 築地「すず木」さん
2014年 05月 23日
ずっと行きたかったお店です。
新富町から中央区役所の方へ向かって、少し横道を はいったところにあります。
奥から元気な明るい声で女将がお出迎え。
カウンター席を予約しました。
ご主人は、ニューヨークで15年間、和食を出していたそうです。
フレンチでも、アメリカに拠点をおきながら、和とフレンチの融合で心臓がドキドキするような驚きと目を引く料理を出す日本人シェフが大勢いるなか、「すず木」のご主人は、きっと真正面からご自分の「和食」をぶれることなくひたすら貫いてきたんだろう・・・と感じました。だからこそ、15年もの長い間、食通の集まるニューヨークで和食一筋に活躍されてきたのでしょう。
お料理はお任せコースのみ。
感動の連続をご覧ください。
まずは、
無花果の木の芽和え
赤ピーマンのすり流し、白瓜とあなご、牡蠣と葡萄のジュレ寄せ、とうもろこしのかき揚げ、びわのそら豆と香茸の白和え、タコの卵、さば寿司
鱧の椀物
お造り
蟹たっぷりのクラブケーキ、新たまねぎのソース
広島のじゅんさい、桃のピュレをのせて
太刀魚のポワレ、軽くソテーした(たっぷりの)雲丹を乗せて
甘鯛、海老、生湯葉の椀物
お口直しのトマト、マスカルポーネかけ
土鍋で炊いた鱧のご飯
抹茶のぜんざい
奇をてらうことなく、一皿ごとの丁寧な仕事と真面目に味を探求する姿勢がかえって新鮮でほっとする。
きらりとしたオーラを放す背筋のしゃんとしたご主人と美人で気さくな女将。
是非、大事な人を連れて行きたいと思わせるお店です。
それにしても実千代さん!
ここまでCP良すぎると・・・儲かりまへんな^^;
そこんとこは、ウチと一緒やん!